「ヘルプマーク」を知っていますか?

こんにちは、メディサポジャパンの飯田です。

皆様、「ヘルプマーク」は知っていますか?

義足や人工関節を使用している方、内臓疾患や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としているが外見からはわからないような方がいらっしゃいます。

そうした方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせ、援助が得やすくなるように作られたのが「ヘルプマーク」です。

濃い赤色の四角の中に、白抜きの十字とハートマークが描かれたもので、シンプルかつ洗練されたデザインとなっています。

ストラップでカバンなどにつけることができます。

2012年より東京都で導入され、著作権は東京都に帰属しますが、趣旨に合致すれば他の自治体でも活用することができ、全国へと普及しつつあるようです。

 

三重県でも今年の2月20日より、各市町福祉課窓口などで「ヘルプカード」の配布が始まりました。

四日市市や伊勢市などでは、3月頃よりストラップ型の「ヘルプマーク」の配布も始まっているようです。

 

「ヘルプカード」は、「ヘルプマーク」が表面に記された運転免許証サイズのカードです。

中面には、配慮や手助けしてほしい内容などの記入欄があり、必要な時に周囲の人に示すという使い方で、スムーズに手助けを求めることができます。

 

日常でちょっとした手助けが欲しいときや、道に迷ったりパニックになったとき。

また、災害などの緊急時にも、持っているととても心強いのではないでしょうか。

 

ただ、「ヘルプマークをつけているのに席を譲ってもらえなかった」「自分も難病を抱えているが、こういうものがあるのを知らなかった」という声もSNSなどから聞こえてきており、今後は認知度アップが課題となります。

 

もし「ヘルプマーク」「ヘルプカード」を持っている人を見かけたら…

電車やバスでは、席を譲る

駅や商業施設等では、立つ・歩く・階段の昇り降りなどの動作に困難な様子があれば、声をかけるなどの配慮をする

災害時には、安全に避難するための配慮をする

 

上記のような、思いやりのある優しい心遣いをお願いいたします。

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