明治時代の病棟・医療器具・ナース服
こんにちは、メディサポジャパンの飯田です。
私ごとですが先日、愛知県犬山市にある明治村に行ってきました。
明治村は、明治時代の建造物などを移築し、歴史的資料として公開している施設です。
重要文化財も多数展示されています。
見所はたくさんありますが、今回注目したのは「日本赤十字社中央病院病棟」です。
明治10年、西郷隆盛らによる西南戦争の際、敵味方の区別なく負傷兵の救護にあたった「博愛社」が、日本赤十字社のはじめだそうです。
明治19年に日本政府がジュネーブ条約に加盟、「日本赤十字社」と名が改められ、明治23年に皇室から渋谷の御料地の一部を施与されこの病院が建設されました。
そして昭和40年、渋谷区からこの地に移築されたようです。
▲こちらが入り口になります。
▲病棟です。
▲当時使用されていた医療器具です。
▲大正15年から昭和16年まで使用された制服だそうです。特に黒いほうのワンピース型ナース服が、なんだかおしゃれ。
▲当時使用されていた担架です。
▲携帯用の外科器械だそうです。
貴重な展示品の数々に、思わず見入ってしまいました。
古い病院の備品や医療器具などには、独特の雰囲気があるような気がします。
明治村には、ほかにも「北里研究所本館・医学館」など、医療に関する貴重な展示物がいくつかあります。
ご興味のある方は、一度お出かけされてみてはいかがでしょうか。