心強い味方になってくれる、認知症サポーター
こんにちは、メディサポジャパンの飯田です。
突然ですが、厚労省が推進している認知症サポーターという存在をご存じでしょうか。
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、偏見をもたず、認知症の人やその家族に対して各自ができる範囲で手助けをする人のことです。
なにか「特別なことをする人」ということではなく、認知症の人やその家族の「良き理解者」たりうる存在です。
認知症サポーターになると、「認知症の人を応援します」という意思を示す目印としてオレンジリング(オレンジバンド)が渡されます。
まちの中で「この人は認知症かな」と思って声をかけるような時でも、オレンジリングを身につけていることで声をかけやすく、周囲にも「あの人は認知症の人のお手伝いをしているんだな」とひと目でわかるというメリットがあります。
最近、銀行や郵便局の窓口へ行くと、このオレンジリングを身につけている職員をよく見かけます。
具体的な援助はできなくても、地域の中で認知症の人が困っている様子があれば、認知症の人を理解し温かく見守ったり、「大変ですね」「何かお困りですか」と声をかけるだけでも大きな助けになることはあるのではないでしょうか。
認知症の人やそのご家族は、「周囲に迷惑をかけていないだろうか…」と、肩身の狭いような気持ちでいることがあります。
そんなとき、温かな笑顔で見守ってくれたり、声かけをしてもらうと、それだけで救われたような気持ちになるはずです。
認知症の人やその家族の心強い味方となってくれる、認知症サポーター。
今後もっと、認知症サポーターの輪が広がり、みんなが安心して暮らせるまちを地域住民が協力してつくっていくことを期待したいですね!
弊社にも、この認知症サポーター養成講座を修了した社員が、複数在籍しています。
認知症に関することで何かお困りのことがあれば、お手伝いできることがあるかもしれませんので、ご相談ください。
※認知症サポーター養成講座は、都道府県及び市町村の認知症対策窓口や高齢者支援を担当する課にて開催の受付を行っています。詳しくはお問合せ下さい。